豚コレラ対策

 

<防除>

感染源のひとつと考えてられる野生イノシシの侵入を防ぐため、防除柵の設置が必要とされています。養豚場の立地も平地や傾斜地など環境条件が様々な中、多岐にわたる資材を取扱う正和商事ならではの組合せによる様々な設計・提案が可能です。下記は各資材のスタンダードな仕様図面です。これら以外の規格も用意があるのでご相談ください。

 

<捕獲>

防除だけではなく、個体数を減らすことも重要です。有害鳥獣の対策として様々な捕獲資材やセンサー、通信機器等のICT技術を活用することで、捕獲を容易にしたりデータを収集することが可能となってきました。今回の豚コレラ対策においても活躍が期待される資材や機器がありますので、こちらについてもご相談をお待ちしております。

 

○防除資材

■パタサク

折りたたみ(ジャバラ)式のフェンスは従来のロールフェンスの様に巻ぐせが無く、容易に展開することが可能。重量も1人で10m分を持つことができ、施工性と共に運搬性にも優れています。※シカ対策も兼ねた、高さ1.8mの別規格も用意あり。

 

>>パタサク専用ページ

■ワイヤーメッシュ

イノシシ対策のスタンダード。耐腐食性の高いメッキ仕様も可能です。施工しやすい単純設計で使い勝手の良い防除資材の一つです。

 

※シカ対策も兼ねた、高さ1.8mの別規格も用意あり。

■ネットフェンス柵

シカ対策として林業地で長年使用されてきたネットフェンス。噛み切り防止のためステンレス入りの網となっています。スカート張りで潜り込みを防止するなど、使用方法の工夫により効果的な防除を実現します。

 

>>ネットフェンスページ

■電気柵

イノシシ防除の対策資材として全国で使用されています。電気ショックによる防除だけではなく、痛みを学習することにより電気柵に近づかなくさせる忌避効果もあり、正しく使用することで大きな効果が期待できます。またフェンスと比較して価格メリットが高く、導入し易いことも特徴の一つです。

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○捕獲資材

■箱わな

イノシシ捕獲のスタンダード。取扱いの「パイプ連結式捕獲檻 楽おり」は組立・解体(各5分程度)がし易く、ゲートも壊され難い。仕掛けは通常の蹴り糸からセンサーを利用したものまで可能。メッシュは機械溶接されており、スポット溶接と比較しても強度的にも安心して使用できます。サイズは幅1.0×高さ1.0×奥行2.0m。

■くくり罠

シカ捕獲で使用されることが多いがイノシシ捕獲でも各所で使用されています。取り扱いの笠松式くくり罠は、落とし箇所が深い他の罠の様に、仕掛ける際に深く掘る作業手間が少ないため施工がすごく簡単です。一度使用すると他のは使えないと多くのファンを増やし続けています。販売実績も十分な信頼の道具です。

 

>>わなの説明書

■囲い檻

複数頭の同時捕獲や、誘引しやすい大型の囲い檻「楽おりBIG」。捕獲後には止め刺しをし易くする止め刺し檻を付属することもできる使い勝手の良いものになっています。

 

先に紹介している「楽おり」と同様にパイプ連結式で組立・解体し易いのが特徴の一つ。センサー等のICT関連機器との親和性も高く、対象動物もイノシシ、シカ、サルなど使い勝手の良い檻です。

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○ICT機器

■罠作動お知らせ機器「みまわローラ」

無線を利用した罠の作動をお知らせする機器です。カメラによる撮影データも確認できるため、罠現地の様子をより詳細に知ることができます。箱わな、くくり罠、囲い檻など様々な罠に利用可能です。

 

■ 「みまわローラ」は「カメラ有り」にて提供 ・送信総和時間の制限があるLPWA版でもカメラ撮影機能を実現

 

■携帯電話(3G)エリア外でも利用可能(親機は3Gエリア内への設置必須) ・親機と子機の間の通信距離は数km程度(設置環境による)で設置エリア拡張

 

■通信料が発生するのは親機のみ ・親機と子機の間の通信料は不要で通信コスト削減

 

■親機・子機共に装置は市販の乾電池にて稼働 ・バッテリー消耗時の交換対応が簡単で運用が容易(親機はAC電源対応可)

 

■設置時にLPWAの電波が容易に確認可能 ・子機が電波確認モードに切替え可能で設置・電波確認が簡単

 

■現行モデルの機能はそのまま利用可能 ・装置の管理機能、メール通知機能、稼働履歴確認、データダウンロード

 

■報告書作成機能の追加 ・自治体等へ提出する捕獲実績報告を自動作成することにより捕獲事業者の事務手続きを軽減

■罠作動お知らせ機器「ほかパト」

無線を利用した罠の作動をお知らせする機器です。波長の長い電波を使用することで、中山間部など入り組んだ地形にも適しており、罠を仕掛ける現場に適した通信を強みにしています。 箱わな、くくり罠、囲い檻など様々な罠に利用可能です。

 

■ 周波数帯域が低く電波の波長が大きいため、障害物があってもより遠くまで電波が届く。

 

■親機と子機の通信範囲を事前にシミュレーションし、地図上で視覚的に確認することが可能

 

■ランニングコストは親機の通信費のみ。無線局の登録申請や電波利用料は不要。親機1基でカバーできる通信エリアが広いので導入費用をコストダウン。

■箱わな用センサートリガー「アニマルセンサー」

箱わなの仕掛けの蹴り糸に変わり、センサーによる仕掛けで捕獲率を上げることができます。サイズを識別することで、捕獲したくないウリ坊や小動物の錯誤捕獲を防ぎます。個体が箱わなに入り、センサーが反応すれば自動でゲートを閉鎖できるため、警戒心が強い野生動物を捕獲するのに向いた画期的な機器です。

 

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